知り合いのコレクターの方から刀装具の修理依頼をうけました^^
明治初期に作られた漆塗りの短刀拵(たんとうこしらえ)で
柄と刀身とを留めている、目釘金具が折れてしまったようです。
日本の刀装具は、金工の技術がぎゅっと詰まった世界で
実用性、芸術性において最高峰の工芸品です。
ジュエリーの修理は時々受けるのですが、 アンティークなど
古い物は特に注意が必要になります。
使われ方や保存状態にもよりますが、時代による劣化、 当時の素材や
制作方法などの知識もよく考慮して、 特に注意し仕事を進める必要があります。
どうしようか少し迷いましたが、刀装具自体を触る機会などめったにないし
興味はつきないし、なにより勉強になりそうだし ・・・
今回の金具は飾り部分が銀、芯部分は真鍮、 仕上げの燻しも
問題なく復元できそうなので、受けることにしました^^
修理の過程を写真にとったので、次回皆様に紹介しますね〜
織田
Comments
コメントはまだありません。