人の想いとジュエリー Ⅱ

ジュエリーは身につけて使うもの・・・

という視点で眺めてみると、ジュエリーへの人の想いが
より鮮明に浮かび上がってくると感じるのは
私だけでしょうか・・

使うとは、いったい何を?ということなんですが

あえていうなら
言葉や形といった枠におさまらない非物質的な何かで
純粋なエネルギーやエッセンスなどと
言語化されるものなのでしょうか^^

たとえば、神社でいただく御守りですとか
あと、藍染など染色の世界で、植物の精を身に纏う
というのもありますが、似たような匂いがしますかね^^

人が身につけてまでも、是非ともいただきたい
取り入れたいと願うものなのですから
それは必死になるのもわからなくないですけどね^^

ではその特別なものを身につけるのでなく
作るという行為では、一体何が行われているかといいますと

これは・・・なるべくシンプルにお伝えしたいのですが

鉱物たちが内包する特別な何かと
ダイレクトに、やりとりしているんですかね^^

うまく伝わってない気もいたしますが(笑)

鉱物には鉱物の想いというものがあるのですが
その想いと人の想いを掛け合わすのですね^^

私など金銀細工師は、金属.宝石などの鉱物を
じかに触り加工を施しますが、この鉱物に触れると
伝わってくる何かがあるんです

畏怖だとか尊厳だとか・・
なんとも言いがたい感動的な何かが
エネルギーとして伝わってくるのですが
それらを受け取り、還していく・・・つまり
加工を通して応えていくのですね

呼吸のようにリズミカルに、この受け渡しは繰り返されて
鉱物たちはゆっくりと変容していき
やがてジュエリーとして完成されていくのです

実際には、その他の素材や、火・風・水・土といった
四大元素などのお力もお借りするのですが

その様々な力の組み合わせによる変容は
それはもうドラマチックそのもので、同じ体験など1つとなく
いつも楽しさと感動を与えてくれますね^^

そういえば先日、学生さんが
「作業をすると夢中になってしまう」と
つぶやいておりましたが

まさにこの無我夢中という、内面世界に没頭し、無我に至った極致で
このやりとりが行われているのですね

インスピレーションがおりてくる
などもおそらくこの状態がONになった時なのでしょう



今日は私のジュエリー作りの経験で至った
気づきや想いについて少しお話しいたしました^^

より本質に近いお話をするために、加工技術など
具体的なものや、細かすぎることなどはカットいたしました^^

なんとなくだけど、わかるな〜程度で
感じていただけたなら、嬉しいです^^

実際にはこのベールの奥にかくれた
特別なエッセンスだとか、想いというものは
人が認識できるようカタ(器)のようなものの中に入り
表現されるのですね・・

私の教える、ジュエリーメイキングや彫金といわれるものも
この器作りのことをさします

技術や知識は、安定感のある伝達のためにも
あるにこしたことはなく、またハマると抜けられない
楽しさがあるのですが

でもね、もっともっと大切なことがあるよ・・・
ということを、今回ちょっと書きたかったんですね^^

大地の想いが宿った鉱物たちと、人の想いがスパークし
結晶化したジュエリーというもの・・・

みなさんも機会があるならば、是非
鉱物たちの声を、想いを感じてみてくださいね






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